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大人の歯列の問題点
歯列不正のままの状態で完成した大人の歯列は、食事や夜間の咬みしめや、歯ぎしりなどで歯が不均等に磨耗しているばかりでなく歯肉のラインも連続性が損なわれて います。また不自然に唇を閉じることにもなり、唇やフェイシャルバランスの 乱れ大きいのが特長です。
具体的な問題
審美、健康面の両方でチェックしてみましょう。当てはまる方は是非矯正治 療のご相談をおすすめいたします。
・若い頃に比べて、歯並びが乱れてきた。
・意識しないと唇が閉じれない
・唇を閉じるとオトガイに部分にでこぼこが出る
・口紅が上の前歯に歯につく
・笑ったときに片方の唇が上がってしまう
・前歯の歯茎の色が暗赤色で腫れている感じがする
・口臭が気になる
・他人から発音が聞き取りにくいと言われる 以上は前歯の歯列に問題がある場合です。歯並びも加齢とともに乱れていきま す。唇が閉じれない場合は、非対称のシワが形成されます。また、歯茎も乾燥 するので歯垢が取れにくく、口臭や歯周病の原因にもなります。
・口を閉じたとき、ラインが左右に傾いて見えませんか?
顎もずれてきたような気がしませんか? 以上は奥歯の問題で歯の軸が傾斜してきたことによります。歯周組織も加齢と ともに変化し、噛み癖や就寝時の体位などの結果として、顎もずれていきます。
大人でもできるだけ不快感を少なくかつ、効果を高める矯正治療がありま す。また、できるだけ目立たない矯正治療で通院回数も少ない矯正治療が望ま れます。また審美性を重視するあまり、清掃がしづらく会話に影響を与える矯 正治療も避けたいものです。
大人の矯正治療の効果も様々な角度から期待できます
若々しい感じを与えます。
唇が閉じやすくなります。
滑舌が改善されます
鼻から口元そして顎に至るラインがスッキリとなります。
噛み合わせが安定して、食事が摂りやすくなります。
毎日のブラッシングが楽になります。
歯並びだけでなく、顔全体を考えた フェイシャルバランス矯正治療例(成人) 永久歯列も顔立ちも完成した成人は、歯並びや舌の習慣などで口元が形成されます.また歯科疾患により修復治療がなされていたり、失った歯がある場合もあります。 症例ライブラリには、抜歯と非抜歯さらには連携医療を含めた症例を提示いたしました。
上下顎前突(口元がつき出ている) 初診時における口元の突出感と口唇の閉鎖不全、そして飛び出した前歯を改善する目的で、上下の小臼歯を抜歯して矯正治療を行った.治療後はフェイシャルバランスが保たれている.
叢生症例(八重歯を含む前歯の叢生と前歯の深いかみ合わせ、右下りの咬合平面) 初診時において叢生はあるが、鼻ー口唇ーオトガイに至るバランスは良好であった. フェイシャルバランスを維持するために、抜歯による口元の平坦化を防ぐために、 側方への歯列拡大を積極的に行った。
歯の隙間と歯並びをずっと気にしてきた。矯正治療で歯を動かし、欠損部に歯槽骨の幅を確保した後にインプラントを行った。
前歯の叢生と開咬(歯並びが悪く、前歯が咬まない) 初診時における口元の突出感と叢生、前歯の咬み合わせを改善する目的で、上下の小臼歯を抜歯して矯正治療を行った.咬んでいなかった上下12本の前歯も噛み合わさり、フェイシャルバランスも改善した
前歯の噛み合わせを治したい. 上顎の小臼歯を抜歯して前歯の開咬を改善した後に、インプラントと ホワイトニングを行った。